ラブドール職人とその妻の美しく切ない心の揺らぎと無機質な人形への愛情
映画「ロマンスドール」は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されたタナダユキさんの小説「ロマンスドール」(角川文庫刊)が原作になっています。
ロマンスドールとは、いわゆるラブドールのこと。ロマンスドール職人とその妻の美しくも切ない愛が描かれています。
<映画概要>
公開日:2020年1月24日公開(予定)
脚本・監督:タナダユキ
撮影:大塚亮
編集:宮島竜治
音楽:世武裕子
配給:KADOKAWA
主題歌:never young beach「やさしいままで」
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映画「ロマンスドール」のあらすじ
美大を卒業した北村哲雄(高橋一生)は、あることをきっかけにラブドール制作工場で働き始めました。
ある日、いつものように哲雄が工場で働いていると、そこに園子(蒼井優)が訪ねてきす。美人で気立てのいい園子に一目惚れした哲雄。
その後、哲雄は園子と結婚しますが、自分がラブドール工場で働いていることは隠し続けていました。そんな毎日が過ぎていく中…。哲雄は徐々に仕事にのめり込むようになっていきます。そして、それに比例するように園子とはセックスレスになっていくのでした。どことなくすれ違いが生じるようになった2人の仲。
そんなある日、園子はずっと夫・哲雄に話せずにいた秘密をついに打ち明けます。園子の突然の告白、そのとき哲雄は…。
映画「ロマンスドール」の見どころ
この映画の見どころといえば、やはり「高橋一生さんと蒼井優さんの繊細かつ美しいラブシーン」ではないでしょうか。関係者いわく、本作品でのラブシーンは「夫婦が相手を想う気持ち」を表現しているのだそう。
そのようなこともあってか、ここでのラブシーンには「現実味のない(イヤらしくない)、どこかファンタジックな」そんなラブシーンに仕上がっているといいます。それでも「大胆さ」も取り入れられているとのこと。
結果、「大胆でありながらも美しく繊細に」を心がけ制作されたということでした。ラブシーンの表現方法にもいろいろありますが、本作での「気持ちを揺さぶられるぐらい美しいラブシーン」が見られるとのこと。ぜひ、ここに注目してご覧ください。
映画「ロマンスドール」の主なキャスト
【主演】北村哲雄役「高橋一生」
生年月日:1980年12月9日
出身地 :東京都
身 長 :175cm
血液型 :O型
特 技 :スケートボード・バスケットボール・ギター・ブルースハーブ
所属事務所:舞プロモーション
1990年に映画「ほしをつぐもの」で映画デビュー。
2015年にはテレビドラマ「民王」貝原茂平役にて助演男優賞を受賞した。
その後、ドラマや映画・舞台など幅広い分野で活躍中。
高橋一生演じる北村哲雄は、東京の美大にて彫刻科を専攻。
大学卒業後はフリーターをしていましたが、大学時代の先輩によりラブドール制作工場(久保田商会)を紹介され、働き始めることになりました。
園子との結婚後の哲雄は、「仕事」「浮気」といった園子への秘密を抱えセックスレスに。しかし、園子の秘密を知って園子に寄り添う生活を始めます。
【ヒロイン】北村(小沢)園子役「蒼井優」
本 名 :山里 優(やまさと ゆう)旧姓は非公表
生年月日:1985年8月17日
出身地 :福岡県
身 長 :160cm
血液型 :A型
趣 味 :舞台鑑賞(ミュージカル)・ビデオ鑑賞・空鑑賞
特 技 :クラシックバレエ(2歳から継続中)・タップダンス・ピアノ
配偶者 :山里亮太
所属事務所:イトーカンパニー
1999年にミュージカル「アニー」ポリー役でデビュー。その後、雑誌「ニコラ」でレギュラーモデルなどを務め、2001年に「リリイ・シュシュのすべて」で映画デビュー。2019年にお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太と結婚後も様々な分野で活躍中。
蒼井優演じる北村(小沢)園子は、北村哲雄の妻。
哲雄が働くラブドール制作工場(久保田商会)に美術モデル(胸の型取り依頼)として訪れます。
哲雄に一目惚れされ結婚。結婚後は、良き妻として仕事に忙しい夫・哲雄を支えます。
夫・哲雄に秘密があるように、園子にも夫に話していないある秘密がありました。ある日、その秘密を哲雄に打ち明けます。
映画「ロマンスドール」を実際に観た人たちの感想レビュー
・30代 女性
自分に似た人形を作ってとか、なんだか気持ち悪いなとも思います。でも、お互いに心を奥底では相手がすごく好きだった、相手のことを尊敬していることが伝わってきて、それならそういう考えにもなるかもとも思いました。恋は2人のものです。周りからみると、ちょっと胸焼けするくらいのものがちょうどいいのかもしれません。ロマンチックな話でしたが、私にはロマンチックすぎました。
・30代 男性
独特な雰囲気で淡々と進む展開でいつもなら寝てしまいそうな雰囲気であったけど、思わず懸命に見てしまいました。前半のラブドールをひた隠しにするいかにも怪しいところが面白かった。むしろその職人技みたいなところをもうちょっと詳しく見たかったです。
・60代 男性
考えようによっては、かなり難しい映画です。高橋と蒼井の夫婦生活の中における、誰でもが味わう、理想像と現実の乖離に、鋭く切り込んだ作品です。それは夫婦が作るべき固い絆が、いかに幻想かということを視聴者に突きつけています。しかし、大切なのはお互いの理想の入れ物ではなく、ありふれているようで、実は一番尊い日常の変化こそ、愛すべきものなのだと、この作品は最後に教えてくれています。
・30代 女性
なんとなく家族と見るのは気まずい映画という印象でしたが、想像していたよりも純愛で素敵なラブストーリーです。男性と女性とで見方や感じ方がだいぶ違ってくるとは思いますが、なんといっても蒼井優の演技が圧巻で、改めて女優としての凄みを感じる作品でした。
・どことなくすれ違いが生じてしまいセックスレスとなってしまった夫、または妻
・夫婦・恋人とわず、相手の気持ちに分からなくなってしまった人たち
・ただただ「美しくも切ない」そんな世界観に浸りたい人たち
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